ARPは航空機に使用されるグレードより遥かに優れた高級な8740合金を使用しています。そしてスタッドは正確に1380MPaになるように熱処理されています。熱処理後にはそれぞれスタッドが均一になるようにセンターレス研磨されます。この方式では約10工程の加工が行われ、まっすぐな製品になります。品質の悪いスタッドはセンターレス研磨さえもせず、バー材の時点で熱処理前にねじの転造が行われています。その点ARPスタッドは非常に厳しい公差で作られているので、ヘッドガスケットとシリンダーヘッドが滑らかに滑るように入っていくのに気づくでしょう。品質の劣るスタッドではこうはいきません。ARPのスタッドは熱処理後に転造されるので、熱処理前に転造されたものの約10倍の疲労強度があります。